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素材のはなし

こんにちは、デザイナーの恩賀です。

日中は半袖で十分になりましたね。
我が家の庭ではブロッコリーが収穫真っ最中です。

さて本日はデニム生地のこだわりについてお話ししたいなと思います。
第1回目は5p(5ポケット)ジーンズに使っております、デニム生地です。




この生地は60年代のヴィンテージデニムを意識した物になっております。

特にこだわったのは色落ち。
ヴィンテージデニムって穿き込んでいった時、縦にすじ状に色が落ちる、いわゆる縦落ちが魅力ですよね。
この縦落ちですが、よく見ると糸の太さのムラと染めムラが相まって複雑な表情を醸し出しています。
現在、主に作られているヴィンテージデニムをイメージした生地は糸の太さのムラで表現されているものが大半なんです。
もともと糸や染めのムラって当時の技術で、今と比べると精度の低い技術の産物なんです。
したがって今の技術で糸の太さのムラを作ろうとすると、どうしても均一な物になってしまうのです。

そこで、もうひとつのムラである“染め”に着目してみました。
こちらも今の技術や設備では綺麗に染まってしまいます。
そんなときにお世話になっている生地メーカーさんが染めムラを作ろうとしているという話をうかがって、お互いのゴールが同じということもあり試作品を何種類も作りました。

使用する糸の太さや形状が数種類、それにムラのでる染めを施し、織り上げていきます。
できたデニム生地を今度は色落ちさせる加工を加えて色落ち具合を確認。
そうして出来上がった生地がこれです。





横においたヴィンテージと比べても中々良い雰囲気になっていると思いません?
向って右側がAttick by Johnbullで使用しているデニムです。

均一な縦落ちではなく自然なこの感じがどうしてもやりたくて、やっとできたかわいいヤツなんです。
ちなみにこの手法はこの度リニューアルした【Johnbull】のwomensでもオーセンティックジーンズシリーズに使用されているデニムに受け継がれておりますので、皆様ぜひチェックしてみてくださいね。

もちろんこれ以外にも話したいことが沢山あるのですが、終わりが見えないので本日はここまで。

長々とお付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。
これに懲りずに次回またお付き合い頂けると幸いです。

それでは皆様、良い一日をお過ごしください。


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