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素材の話2

こんにちは、デザイナーの恩賀です。
少し気温も下がり過ごしやすくなりましたね。
我が家の庭では唐辛子が絶賛収穫中でございます。

さて、本日は前回からかなり時間があいてしまいましたが素材の話です。
前回は染についてのこだわりでしたが、今回は織りについてのこだわりです。

Attick by Johnbullの定番ジーンズに使われているデニムはシャトル織機という旧式の織機にて織られています。
こちらがそのシャトルです。



この中に糸を巻いたものが填められ、このシャトルが右から左、左から右へと縦糸の間を縫って行ったり来たりしながら横糸を運ぶ仕組みです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
鶴の恩返しで鶴が使っていた機織り機の機械版といったところです。

近年、デニムの多くは最新式の織機にて作られているものが大半です。
この最新式の織機というのは横糸をシャトルではなく空気や水滴の力で糸を運びます。
糸の先に水滴を付けてその水滴を飛ばすようになっています。
これらは一方向にのみ糸を運びますので、糸が行ったり来たりしない仕組みになっています。

この話でピンときた方はかなりのデニム好きな方でしょうね。
そう、この織機の違いによってセルビッチの有無が決まるのです。
セルビッチとは生地の端にあるため耳と呼ばれたりもします。
パンの耳と同じ考え方ですね。





このセルビッチ(耳)があるものがヴィンテージの証といっても過言ではないですね。
何せ、織っている織機自体がヴィンテージなんですから。

そして、このセルビッチはロールアップした時のポイントになるのはもちろん、表から見ても絶妙なアタリ感をもたらしてくれます。



これは綾耳という組織の物に見られるのですが、セルビッチの端が少しロールして固くなっているためそこが表からすれて色落ちするからなんです。
どうでしょう、なんだか素敵な雰囲気じゃないですか。

この雰囲気こそがヴィンテージの魅力だと私は思っています。
だからこそ、少しでもそれを皆様と共有したいなと思います。

もちろん、セルビッチの有無だけではなくシャトル織機で織る魅力はまだまだ他にもたくさんあります。
そのあたりはまた次回に。

そんなこだわりの詰まったAttick by Johnbullの新作やアーカイブがそろうイベントがJohnbull Private labo harajukuにて行われます。



詳しくはこちら

今回はSwell Vintageのメグさんとのコラボオーバーオールの先行販売、Swell Vintageのヴィンテージセレクトと盛りだくさんのイベントになっております。
9/15(土)は私も19時ころまで店頭におりますので、ぜひVintageについて楽しく盛り上がりましょう。

皆様のお越しをお待ちしております。

それでは皆様良い一日をお過ごしください。

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