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JOHNBULL社長室 vol.2
JOHNBULL代表取締役社長 塚田裕介が解説する“今のジョンブルのクリエイション”。
今回お届けするvol.2は、趣味の週末のマーケット巡りについて!

Q1. マーケットで注目しているアイテムは?
職業柄、自然な色落ちをした生地や服を週末のマーケット・蚤の市中心に古着屋さん含め探しています。計算されて作られたものではなく、使用していく過程でついた汚れなどはジャケット、パンツ、デニム問わずいろいろ探す基準になっています。



また、下手くそなリペアもなんだか味があり収集してしまうPOINTです。
所謂Bグレードですが、私からするとA品!なのでついつい買っています。
洋服だけでなく古道具、いわゆるJUNK GOODSも集めたりしています。
陶器を中心にTOY・国内外の民芸品・70~80sの販促品・誰が何のために作ったわからない商品…
は当時の色の流行りもそうですし、その時代背景を確認できるのでつい購入しています。
それらがJOHNBULLの各商品の企画段階でインスピレーションになり、
形・色・加工に活かしいます。
Q2. 選び方のポイントはありますか?
基準は、
①当時の価格以上で買わない(笑)
②BROWN系・BLUE系・GRAY系の色目
③服の場合は無駄に書かれた品質表示~ブランドタグ・その他の場合は何かしら記載されている刻印等
余談ですが何故か同じものの年代違いをコンプしたくなり、
子供の頃はプラモデル等の進化版・漫画の改正版とか、大人になってからはフレラコ1212のネイビーを毎年買ったり、ALDENのコードバンの細かい年度での色差等、誰も気付かないがちょっとだけ進化しているモノとかを買ったりしています。
要は、伝えきれない拘りが詰まっているが物凄く地味な商品が私の基準になっていると思います。
Q3. 今買っておくべきアイテムはありますか?
最近は国内の雑誌(80~00sくらい)・その他本は良く購入しています。
マーケットというより不明な街の不明な本屋等で。
あとはUS~EUであれば70s前後、日本であれば昭和40~末期の
オブジェ等もよく買っています。

レザー小物(カービングが施されたクッションとかオブジェとか)も最近好きで、
見つけたら買っています。
Yusuke Tsukada
靴の卸業者を経て、ベイクルーズではブランドの立ち上げ、バイヤー、取締役に。
パルでのゼネラルマネージャーとしての勤務の後、2019年よりジョンブルの代表取締役。
愛用品はストック買い必須の服好き。
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vol.1
