
AUTHENTIC GARMENTS GUIDE
case.2 CHORE JACKET
「シーズン」「スタイル」「性別」
さらに「時代」を超えて愛される名作には、
愛される魅力や所以が必ずある。
そんなファッションシーンでも色褪せることのない、
オーセンティックなアイテムに改めてフォーカスし、
JOHNBULLのモノ造りをご紹介。
# CHORE JACKET
「CHORE」とは英語で「雑用」「作業」などの意味で使われる言葉で、その名の通り労働者が着用するジャケットを指します。
デニムやダックなど厚手で頑丈な生地を使用する事が多く、フロントには大きな複数のポケットがあり、そのタフな生地と利便性だからこそ様々な労働環境で使用されてきたアイテムです。
歴史的には「bleu de travail(青の労働者)」と呼ばれる19世紀後半にフランスの農場労働者達が作業用に着ていた物が、イギリスやアメリカなど他国へと広がっていき、時代の移り変わりと共にカバーオールとも呼ばれるようになりワークウェアとしてその地位を確立していきました。

今回ご紹介するJOHNBULLのチョアジャケットは1940年代のモノをベースとしてオリジナルで作製しています。誰もが耳にした事はあるであろう名作映画「ショーシャンクの空に('94)」では、主役を演じたティム・ロビンスやモーガン・フリーマンのカバーオール姿も、時代設定として1940年代から60年代である為、どこか当時の空気感に通ずるものを感じ記憶によみがえります。

特にこだわり抜いたのはワークウェア由来の本物のカッコよさを追求した色落ちの加工。日本製にこだわったコットン100%で12.5オンスのデニム生地を使用し、縦ムラのあるデニムを使用することでヴィンテージワークウェアらしい縦落ちのある仕上がりになっています。新色として入荷した加工カラー(115番色)は、畳まれた状態でそのまま日焼けしてしまった2トーンカラーの色落ちに加えて、スペシャル感のある加工にするためペンキ汚れを施したJOHNBULLオリジナルのジャケットとなっています。

ウォッチポケットやチェーン用のホールがない40年代の第二次世界大戦当時のものにみられるディテールを踏襲し、片側のポケットにフラップが着いたオーソドックスなスタイルに仕上げています。リベットではなくステッチによるカン止めには、当時の大量生産の効率や物資の削減などの時代背景が感じられます。左胸のカン止めはペンポケットの補強。

身幅は十分なゆとりがあり、ヒップに掛かる程度のミドル丈のシルエット。クラシカルなスタイルであるワークウェア本来の持つ意味は残るように、中に着たジャケットが覆われる程度の丈感にしつつも、今の気分やスタイルとしても合わせやすいように絶妙な調整を行っているので、古臭い感じはなくモダンな印象に。ミリタリーやワークといったラギットなムードのある着こなしから、トラッドなセットアップスタイルに合わせる着こなしまで幅広くお楽しみいただけます。

STYLE SAMPLE

JACKET lot.JM243L07/¥45,100 tax in
KNIT lot.JM244N04/¥19,800 tax in
TOPS lot.JT243C15/¥16,500 tax in
PANTS lot.SC233P05/¥33,000 tax in

JACKET lot.JM243L07/¥41,800 tax in
JACKET lot.FY243TJA03/¥52,800 tax in
SHIRT lot.FY243LSC05/¥27,500 tax in
PANTS lot.FY243TPA03/¥29,700 tax in
12.5oz CHORE JACKET
lot.JM243L07
size. S , M , L
price.¥38,500~¥48,400 tax in BUY
AUTHENTIC GARMENTS GUIDE case.1 M-65 FIELD PARKA
JOHNBULLデニムを徹底解説 STANDARD DENIM GUIDE BOOK