
”PARIS DIARIES” by YUMENO OGAWA vol.3
JOHNBULL COLUMN
JOHNBULLとゆかりのある方にご登場いただく「JOHNBULL COLUMN」。
ご登場いただくのは毎シーズンJOHNBULL WOMENSのLOOKスタイリングを手掛けてくださっている、人気スタイリストの小川夢乃さん。プライベートパリ旅行の様子を全5回にわたってご紹介いたします。
今回はパリ旅行記vol.3。南仏の「アルル」での様子をご紹介してくださいます。ぜひお楽しみに。
アルルへの旅
フランスには何度か行ってるけれど、いつもパリで過ごしています。今回は初めて特急電車に乗り、南仏のアルルへ。
ゴッホが愛した街で、世界最古のアルル国際写真フェスティバルが毎年夏に行われています。
電車のチケットは予めOmioと言うアプリで取れるので、当日はQRコードを改札にかざせば平気です。アプリ自体は日本語もあるのでとっても便利。
ヨーロッパはこういうシステムが進んでるから、私みたいに日本語しか話せなくても何とかなっちゃうのが良いところ。
日本も早くそうなったらツーリストの人たちが悩まずに済むのにな。

Gare de Lyon駅から4時間ほどでアルルに到着します。
初めてのアルルはパリと違い、さすが南仏、暑いのなんの!!ギラギラと日差しが強く空気が澄んでいます。青い空に赤い瓦屋根、ローマ時代の遺跡が点在している気持ちの良い街です。




<着用アイテム>
VEST lot.JL243L14 ¥18,700 tax in

PANTS lot.JL243P12 ¥30,800 tax in >>BUY
たまたまやっていたフェスティバルで生まれて初めて闘牛を見ましたが、牛は殺すわけではなく、カマルグ式闘牛という、牛の頭につけたリボンを闘牛士たちが奪い合う形式のものでした。(追いかけられるのはかわいそうだったけど、安心してみられました)
町中から集まった人たちがそれぞれプロヴァンスプリントのシャツを来てお酒を飲みながら楽しんでいました。多分アジア人は私だけだったと思います!


民族衣装もとーーっても可愛い!!!

パリに疲れたゴッホが仲間を呼んでここで過ごしたくなった気持ちがわかるかも。街も人もカラッとしていて、とにかく“いい感じ”なのです

小さな町なので、エキシビジョンの会場も全て徒歩での移動が可能。
たくさんのアーティストの作品をいろんな感情で見ることができ素晴らしかったです。
特に心を動かされたのはメアリー・エレン・マークの写真とソフィカルの展示。場所と意図が合っているようで、湿度や匂いすら作品のようでした。

新しい名所もあり、ずっと行きたかったLee Ufanの美術館やゴッホ美術館、LUMAなどを巡って、とても充実した2日間でした。

基本的に1人で巡っていたのですが、レストランの店員さんや美術館の方、タクシーの運転手さんに至るまでみなさんとでも親切で、治安も良く、また必ず戻ってきますと心に誓い帰りの特急に乗り込みました。
アルルの街を歩き回って見つけた、おすすめのアドレスをいくつか。

ジンの醸造所。可愛いワンちゃんを探してみて下さい!
"BIGOURDAN"

小さくて可愛いガーリーなvintageshop
(お友達が作ったアルルのおすすめのマップなど置いてあったりする)
"Fauteuil fleuri"
"ワークウェアや民族衣装も売ってるvintageshop
”Ghost Town”

"野菜がたっぷりでおいしい!とても親切な女性がやっているお店。(携帯の充電切れそう&タクシーを呼べなくて困っていた私を助けてくれました!)
”La cachette”


"ナチュールが呑めるスタンディングのバー。軽食も美味しかった。
”BAÏTA”
書いているだけで、もう行きたい。
ではまた。


KNIT lot.JL234N03 ¥16,500 tax in
小川 夢乃(Yumeno Ogawa)
スタイリスト。1983年生まれ。スタイリスト椎名直子氏に師事し、2012年独立。ファッション誌や広告等で活躍。2018年よりJOHNBULL のシーズンルックに携わる。
Instagram : @yumeno_ogawa

”PARIS DIARIES” by YUMENO OGAWA vol.1

”PARIS DIARIES” by YUMENO OGAWA vol.2