
UNION HERCULES MADE
ジョンブルの監修により現代に蘇るヴィンテージワークウェアブランド
"UNION HERCULES MADE"
UNION HERCULES MADE (ユニオン ヘラクレス メイド)は、
ジョンブル監修によるヴィンテージワークウェアブランドHERCULESを、
岡山の高い加工技術と、職人の手によるヴィンテージ風ダメージ加工を施し
アップデートしたデニムブランドです。
HERCULES (ヘラクレス)は1886年創業のアメリカの大手百貨店である“Sears,
Roebuck and Company“が1908年から1965年ころまで展開していた、
高い品質により非常に多くの流通量を誇っていたワークブランドです。
現在、ヴィンテージのHERCULESはコレクタブルアイテムで多大な支持を得ていま
す。
HISTORY OF "HERCULES"
1800年代後半、アメリカでは小売業者によるプライベートブランド(PB)の開発が流行し、特にワークウェアブランドは1950年代の最盛期を過ぎてもその流れは続いていきました。その中でも、大手小売業者の3大ストアブランド"MONTGOMERY WARD(モンゴメリーワード)"、"SEARS(シアーズ)"、"JC Penney(ジェイシーペニー)"が先駆者と言われ君臨していました。この3大ストアブランドによるPBの多くは現代のヴィンテージ市場での希少性が高まり続けており、今なお高い人気を誇っています。
"MONTGOMERY WARD(モンゴメリーワード)"
1872年創業
-代表的なブランド-
WARD101
PIONEER
POWR HOUSE
"SEARS(シアーズ)"
1886年創業
-代表的なブランド-
SEARS
HERCULES
PILGRIM
"JC Penney(ジェイシーペニー)"
1902年創業
-代表的なブランド-
BIGMAC
PAY DAY
TOWN CRAFT」
OVERALL

lot. HE251P01
Price. ¥28,600 ~ ¥41,800 tax in

WORK PANTS

lot. HE251P03
Price. ¥24,200 ~ ¥34,100 tax in

CHORE JACKET

lot. HE251L01
Price. ¥29,700 ~ ¥40,700 tax in

DENIM JACKET

lot. HE251L02
Price. ¥29,700 ~ ¥40,700 tax in
Sewing - 縫製 -

ワークウェアによくみられる3本の平行したステッチが並ぶトリプルステッチやステッチ裏、カン止めにはグリーンの糸を取り入れています。配色で目立たせる事で強度がある事やオリジナリティをアピールしたり、在庫処理の為に工場の残糸を使用していたような当時のストーリーをイメージして反映させています。

また、ポケットの角部分など、あえてカーブ状にステッチを入れており、大量生産していた時代のスピードを重視したラフな雰囲気を忠実に表現しています。日本の文化でもある丁寧さよりも、当時の縫製の雰囲気がナチュラルに踏襲できるよう縫製は中国で行い、加工は日本ですることで、それぞれの強みを最大限に活かしたもの作りを実現し、当時のワークウェアの特徴を現代の技術で蘇らせています。
Detail - 細部 -

オーバーオール…
シャツなどが汚れるのを防ぐ為に尾部(胸当て)が取り付けられたのが始まりで、胸ポケットには"ウォッチポケット"という懐中時計を入れていたディティールを採用しており、時計を落とさないようチェーンを通すボタンホールまでルーツを理解して忠実に再現しています。実はバックポケットの真横に走る2本のステッチにもちゃんと意味があり、ワークウェアとしての強度を高める補強の為に内側にあて布を重ね、それを留めるためにステッチが入っています。

ワークパンツ…
1890年後半頃に、ゴールドハンターの為にロウソクを入れるポケットを右脇に付けたのが始まりとされており、1960年代のヘラクレス特有のワークパンツにみられるフラップ付きのバックポケットやハンマーループも備えています。オーバーオール同様にバックポケット裏には補強用のあて布を重ねステッチが入っています。そういった細かいこだわりにより加工によって出てくるアタリも本物のような表情に仕上がっていきます。

チョアジャケット…
主に鉄道員や炭鉱労働者などが作業しやすいように機能的なポケットを複数配置して作られたジャケットで、日本ではカバーオールと呼ばれてる方が一般的。1950年代のチョアジャケットをベースに、こちらも胸ポケットには"ウォッチポケット"とチェーンを通すボタンホールを配置しています。60年代以降は懐中時計が使われなくなった事で、このディティールは省かれていくこととなります。こちらも下側の両ポケットには補強用のあて布を重ねステッチを入れています。

デニムジャケット…
当時、労働者の非公式なユニフォームとしてデニムパンツの上に合わせる服として広く愛用されたのが今で言うところのGジャンの始まりで、ヘラクレスのアーカイブには無いアイテムですが、1940年代にみられたストア系ブランドの簡素化されたショート丈ジャケットをベースにした、2ポケットのフラップ無しタイプをオリジナルでラインナップに加えております。プリーツ部分のダブルステッチは配色にしており、バックにはシンチバックを付ける事でヴィンテージの雰囲気を演出しています。

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