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FEATURE

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ジョンブルデニムができるまで

- JOHNBULL DENIM CLUB -

JOHNBULL DENIM CLUB
ジョンブルをあらゆる側面から紹介するファッションと、デニムに特化した、こだわりのマガジン「JOHNBULL DENIM CLUB」が初リリース!

JOHNBULL今いち推しのデニムのスタイリングや、ジョンブルと関わりのある様々な方々のパーソナルスタイルの紹介、インタビュー、シーズンルック、デニムに纏わる必読コンテンツが満載!
マガジンは数量限定でリリースされます。ぜひお近くの店舗にお越しください。

今回は「JOHNBULL DENIM CLUB」マガジンから「ジョンブルデニムができるまで」ページを抜粋してWEBでご紹介。
なぜか毎日手に取ってしまう、ジョンブルのデニム。毎日活躍するアイテムこそ、深く知り、愛着をもってはきたいですよね。そんな皆さんに代わって「ジョンブルデニム探検隊」がその魅力を潜入捜査しました!










国内シェアは約50%、デニム生地を約30カ国に輸出し、デニムのトップブランドとして世界から認められる”カイハラデニム”。何を隠そう、ジョンブルのデニムにもこのカイハラ社製のデニム生地が使われています。そんなカイハラ社最大の強みは、世界でも稀なデニムの一貫生産体制にあります。じつは、デニムの表情とも言える色落ちをもたらす「ロープ染色」という染め方を、1970年に日本初のロープ染色機を完成させることで実現したのは、このカイハラ社。デニムの生地づくりにおいて国内随一の歴史を持ちすべての工程を社内でおこなうことで、最高峰のクオリティと安定した供給を可能にしているんですね。また、独自の品質基準を設けており、厳しい検査をクリアしたデニムだけを製品として出荷。それにより、世界から高い信頼を獲得しています。

 





原綿は、土地の地質、水、気候によって性質が異なり、生産量も品質も変動します。カイハラ社では、上質な原綿を常にストックしておけるよう、アメリカ、オーストラリア、ブラジルなどの綿産地から仕入れています。

 





同社では、綿の繊維の長さによって糸につむぐ方法を変えており、1本の糸をつくるだけで、じつは5つもの工程が。工場内では、温度と湿度が厳密に管理され、自動化もされて高い生産性を誇ります。

 





カイハラ社の真髄ともいえるのが、この染色工程です。600~900本もの糸をなんと長さ約5.5kmのロープ状に束ねたのち、同社が日本で初めて開発に成功したロープ染色機を使って、インディゴ染料で染めていきます。

 





同社の工場では約200台の旧式シャトル織機が現役で稼働。シャトル織機だけでなく、ヘビーウエイトデニムに対応するプロジェクタイル織機など、さまざまな織機を使い分けてデニム生地を織り上げています。

 





織り上がったデニム生地は、さまざまな仕上げ工程を経た後、色のムラ、強度、手触りなど6項目を専門のスタッフが検査機器で入念に検査。それをクリアしたデニム生地だけが、製品として出荷を許されます。

 







国産デニムはなぜ高いのか?その理由を探ると、縫製にかかる手間ひまを惜しまない。という一つの答えが。たとえば、ジョンブルが展開する「ハードワーカーシリーズ」では、企画から縫製までを本社ビルで一貫して行うことで、最高品質を狙っています。さらに20代の若手を積極的に採用し、50〜60代のベテランが教育。20代の若手が難易度の高い「巻き縫い」を難なくこなします。縫製技術の高さはもちろん、未来を見据えた同社のあり方にも感銘を受けました。

ジョンブル本社
本社はデニムの聖地、岡山県児島にあります。この本社工場内で商品の企画からデザイン、裁断、縫製までの工程すべてを完結。各所の連携がとりやすいことも、高い品質の理由です。

 





ジョンブルが手掛けるパンツは数あれど、デニムはパーツ数が多く、1本だけでなんと40以上ものパーツが!それゆえパーツを縫い合わせる技術力に品質は大きく左右されるというワケなのです。

 





タフさが求められる、ヒップ中央ラインの縫製。「巻き縫い」という、両側の生地を巻きつけ、4重にして縫い合わせる手法を用います。この縫い方は直線でも難しいのですが、ヒップ部分の生地は曲線なのでとりわけ高難度です。

 





1.「ラッパ」といわれる、縫製を補助する器具。独自に発注、継承されているもので、仕事の丁寧さがうかがえます。
2.本社1階に位置する縫製工場。現在はベテランから高度に教育された20~30代のスタッフが主力。

 







ヴィンテージさながらの加工は、岡山市内にあり、品質向上のための密なコミュニケーションのとれる「ウェルズ」に外注しています。同社は、世界的なメゾンブランドからもラブコール多数の加工技術を持ち、ジョンブルの「ハードワーカーシリーズ」にはなんと30〜40もの工程が! 職人の経験値がものをいう「ストーンウォッシュ」という加工から、独自に開発した器具を用いて一本一本手作業で行う加工まであり、オーダーメイドのような品質にも納得です。

加工場ウェルズ
ジョンブル本社から程近く、岡山市内に拠を構える「ウェルズ」。卓越した加工技術を持ち、多くを説明せずとも理想通りの仕上がりになるという、デニムづくりにおける相棒的存在です。

 







1.この大きな洗濯機のような機械で、軽石とデニムを一緒に洗うのが「ストーンウォッシュ」という洗い加工。経験値が大きく仕上がりを左右します。
2.実際に加工に用いる軽石。
3.工場には料理のレシピのように、ストーンウォッシュ加工を施したデニム片と、どのように加工を施したかが記録されています。

 





ストーンウォッシュ以外の工程はほとんどが手作業によるもの。加工に用いられる器具もウェルズが独自に開発したものが多いという。
1.小さなタイヤのようなパーツを高速回転させて、ダメージ加工を施す様子。
2.はき込んで色あせたようなアタリを出す「シェービング」。
3.太ももに入るヒゲと呼ばれるはきジワは「ハンドブリーチ」によるもの。
4.ペンキ跡は小さな棒を振って施していきます。


「JOHNBULL DENIM CLUB」とは?


HOLIDAY with DENIM

ジョンブルを生み出すヒトビトの素顔JOHNBULL代表取締役社長 塚田裕介 × 古着屋「Swell Vintage」オーナー 山本めぐみ


ジョンブルを生み出すヒトビトの素顔JOHNBULL生産部 開発 課長 恩賀 徹 × JOHNBULL商品部 デザイナー 畠山 瑞穂

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